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寺社建築文化財の探訪<TIAS>

寺社建築の起源と変遷、文化財の諸問題を探訪しています。 又文化財拝観資料も記載しています。
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秀吉の城 新発掘

ブログ 最新文化財情報秀吉 



2020年 令和2年5月12日


豊臣秀吉「幻の城」発見 京都御所から石垣や金箔瓦




  秀吉最後の城、幻の「京都新城」初めて出土 逸話に沿う石垣破却、桐や菊文様の金箔瓦

   写真、記事 下記参照してください。

   「京都新城」遺構 初めて発見 NHK    秀吉の「幻の城」発見 御所から石垣、金箔瓦 日経新聞



  豊臣秀吉が最晩年の16世紀末に築いた城郭「京都新城(しんじょう)」のものとみられる
  石垣の一部が京都御苑(上京区)内の京都仙洞御所から出土したと12日市埋蔵文化財研究所
  が発表した。
  秀吉が生涯最後に築いた城として知られるが、正式名もなく、関連遺構が出土したのは今回
  が初めて。同研究所は「実態解明に向けて、ようやく定点を得た」と評価している。

  同城は慶長2(1597)年、御所の南東に、東西400m、南北80mにわたって築かれたとされて
  いる。秀吉の死後は正室、高台院(北政所)の
屋敷となり、高台院が寛永元(1624)年に亡
  くなると徳川幕府が解体、同所に後水尾上皇の仙洞御所を造営した。

  今回、消火設備の設置に伴い、仙洞御所の一部125㎡を調査したところ、石垣が南北8mにわ
  たり出土した。加工していない石を積み上げる野面(のづら)積みと呼ばれる工法で3、4段
  積まれた石垣の周辺からは、豊臣家の家紋「桐」などが入った大量の金箔瓦(きんぱくがわ
  ら)の破片が出土した。
  調査の結果、石垣は京都新城の堀の一部だったと断定。金箔瓦の出土量から城を囲う堀の西
  側の側壁とみられる。堀の幅が推定20mになることも確認された。

  滋賀県立大の中井均教授(日本城郭史)の話
  書き残された文献が少ない幻の城だけに、発掘調査で立地を確定的にできた意義は大きい。
  まだ片りんが見えたにすぎないが、豊臣秀吉が平安宮跡でかつて築いた関白の城「聚楽第
  (じゅらくてい)」に匹敵する規模や構造だった可能性がある。
  息子・秀頼への後継に向け、新城を藤原道長の土御門第跡にあえて築き、関白に就く豊臣家
  の家柄や権勢を象徴的に示そうとしたのではないか。

  消火設備の建設場所は変更され、堀と石垣は保存される。今後は埋め戻される予定で、
  新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、現地説明会や一般公開は行われない。

  続報に期待?




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